1997/06/02 ブリーザーホースを考える....


今まで分かったこと
目的は、「ピストンの動きによって、圧縮、膨張されるクランクケース内のガスを外部に逃がすことによって、 ピストンの動きの抵抗を無くす。」
ということですが、現在のエンジンのほとんどは、
ブローバイガス還元装置(クランクケース内にたまった、未燃焼ガスを吸気系統にもどしてやることで、 未燃焼ガスが大気に放出されることを防ぎ、再度燃焼させることで、燃費を向上させる)
が付いているので、クランクケース内の気圧は、それほど変化しないのでは?と思われる。
更に、ブローバイガス還元装置では、途中のオイルセパレーター等によって、 気化したOILが分離されるのだが、ブリーザーホースによって、大気に放出する場合は、 オイルキャッチタンクを途中に設置してやらないと、大気に放出され、OIL量が減少するし、 ホースの途中で液化し、たまる。
温度の高いブローバイガスが、吸気に混合されないため、 少しは吸気の温度が下がり、温度対策には(少しは)有効かもしれない。

と、色々ありますが、街乗りで使う分には、カッコだけでほとんどメリットがないようです。
水分混入などデメリットの方が多いかもしれません。
温度対策で、少しは有効かもしれないので、もう少し使ってみようと思っていますが、 OILの減少量は結構多いです。

四国一周している時に、急激に回転数を上げた時にOIL警告が点灯するようになってしまいました。





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