2004/02/21 イグニッションコイルを考える...その2


以前、 1997/05/16 イグニッションコイルを考えるで、GK71Bの一番の弱点、イグニッションコイルについて考え
2001/08/25 電装系OH計画再始動で、最後のGSX-R400のものを注文
2001/10/20 イグニッションスイッチ取替え、コイル加工他。。。でGK71Bに装着できるよう、ハーネス、ステー類を自作
2001/10/28-30 とにかく組み上げ〜!!1日目。で、なんとか流用に成功し、トラブルとはまったく無縁の電装系を手に入れたのでした!!


しかし、最近、GK71B Clubのほうで、抵抗値のマッチングは??コイルの性能は??そもそもGK71Bのフルトラに他の点火方式のコイルはどうなの??など、色々と疑問などありましたので、せっかく色々と手に入れたパーツリスト、サービスマニュアルのほうを調べてみました。
形状は、1,2型は、コイルからプラグコード、ハーネスはえだしの大型で丸型。
3型は、形状は1,2型と同じような形ですが、ハーネスへの端子は、はえだしではなく、端子のみが出ています。
4型からは、形状も平型となり、端子がはえており、プラグコードも引っこ抜いて交換できるようです。
点火方式は、全てフルトラです、3型からPEIになっているようで、さらに5型からは電子制御式で進角がCPU制御となっているようです。それまでは、電気式です。
正常な抵抗値は5型から違いますが、比率で言えば1:3750〜5000、1:4063〜4687なので十分かと思います。
もちろん抵抗値の比率があっているからといって、1次と2次の電圧比とは違いますが、同じメーカーなので、大丈夫かなと。。。
まだまだデータは足りませんが、入手するたび、更新していこうかと思います。
皆様が安心して流用できるようになれば。。。ということで、皆様のデータ、Reportなどお待ちしております。。。

  年式 型式 営業機種記号 点火装置 進角装置 スパークプラグ イグニッションコイル 整備工具
型番 一次側抵抗値 二次側抵抗値 ポケットテスタ エレクトロテスタ(コイルテスト、PEIユニットテスト、電圧、電流、抵抗値測定) PEIテストリード
1 1984 GK71B GSX400R フルトランジスタ、無接点式 電気式 15-35° NGK:C6HA/C7HA/C8HA ND:U20FS-U/U22FS-U/U24FS-U 33410-04A00 33420-04A00 15〜20kΩ 0990-25002    
2 1985 GK71B GSX400R-2 フルトランジスタ、無接点式 電気式 15-35° NGK:C6HA/C7HA/C8HA ND:U20FS-U/U22FS-U/U24FS-U 33410-04A00 33420-04A00 15〜20kΩ 0990-25002    
3 1986 GK71F GSX400R-3 PEI(フルトランジスタ)点火方式・無接点式 電気式 15-40° NGK:L8A ND:U24FS-C 33410-32B00 33420-32B00 15〜20kΩ 0990-25002 09900-28107  
4 1987 GK71F GSX400RSH       33410-32B10 33420-32B10            
5 1988 GK73A GSX-R400J フルトランジスタ、無接点式 電子式 15-45° NGK:CR9EK ND:U27ETR   3.2Ω 13〜18kΩ 0990-25002 09900-28107 09900-28617
6 1989                      
7 1990 GK76A GSX-R400RL                  
8 1991 GK76A GSX-R400RM       33410-33C00 33420-33C00          
9 1992 GK76A GSX-R400RN       33410-33C00 33420-33C00          
10 1993 GK76A GSX-R400RP       33410-33C00 33420-33C00          




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